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平成27年度 せせらぎ水路での自然繁殖試験結果

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佐鳴湖シジミプロジェクト協議会

1目的:2012年、自然繁殖試験をせせらぎ水路で実施し、稚貝の発生を確認できたので再度自然繁殖試験を試みる。
2試験地点と方法:せせらぎ水路と佐鳴湖の境界にある杭列の間を試験地点とした。小型のコンテナに砂を入れ生息環境を作り母貝を入れ、アサリを入れる網で包み流出、紛失を防いだ。また、ミシシッピアカミミカメの食害を防ぐためにステンレスの小型の籠に砂と母貝を50個入れ、それを3籠用意しコンテナに入れ試験地に入れた。
3試験期間:2015年7月26日に開始し10月31日に籠を引き上げて、母貝の生存状況と稚貝の発生を調査した。
4結果
母貝の生存率はどの籠も90%以上でコンテナの中に大量の稚貝が確認できた。度数分布を図に示した。籠には灰黒色の軟泥が堆積しており、手が黒くなり悪臭,硫化水素臭を放ち籠の中の底質環境は悪い状態であった。引き上げた後、稚貝、母貝ともに網袋に入れてシジミハウスの水槽に入れてしばらく保管し後日計測した。稚貝の総重量は約10Kg、個体数は約37000個であった。生存稚貝は確認できなかった。せせらぎ水路での生育途中に籠の中で死んだと考えられる。母貝の生存率が90%以上あったので籠の中は貧酸素状態ではなかったと推定できる。稚貝の死亡原因は、籠を入れた場所は図のように杭と杭の間で流れが弱く灰黒色の軟泥が堆積していたので、着底稚貝が生育途中で軟泥中に埋没し窒息したと推定できる。底層水の溶存酸素が充分でも軟泥中は貧酸素、無酸素状態になるため、稚貝はサイズが小さく水管を底泥上には出すことができないので窒息したと考えられる。稚貝は足糸という粘着物質を出して、砂粒などに付着して生育するが、籠の中は稚貝が生育できる環境ではなかったと考えられる。今後は流れがあり軟泥が堆積しない場所で試験する必要がある。溶存酸素の測定も必須である。

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