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女性と男性の仕事

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目次

1 女性は働き者

2 男性の仕事

   家畜の解体

   木こり

   神の手

1 女性は働き者 トップへ

女性は朝から夜まで終日家事に就いている。朝は薪で火を起こし、洗濯は全て手洗い、麦、唐辛子を杵でつき、コーヒーセレモニーを行い、薪拾いなど休む時はない。小さな子供は母親の手伝いを良くする。家畜がいれば近所で放牧をし、薪拾い、牛糞拾いなど。男性は家事を全くしない。昔の日本のような男性と女性の役割分担がはっきりしている。

工事現場で働く女性(アセラ教員養成大学敷地) 安全靴、ヘルメット、作業服、軍手はない。普段着で薄い靴を履き、土を運ぶ一輪車はなく、トタンで作った担架に乗せて運ぶ。月給は400Birr(2000円)で、街の平均的なホテルの一泊が200Birr、1食15Birr(75円) コーヒー5.0Birr(25円) 低賃金で働いている。

2 男性の仕事 トップへ

械化されていないので力仕事が多く、男はその役割を担う。男たちは家事は一斉しない。

家畜の解体 トップへ

家畜の解体をするのは男性の仕事である。羊が縄に引っ張られている所をよく目にする。羊は家庭の敷地で解体し、骨以外は食卓にあがる。皮は革製品に替わる。

牛は一頭7000birrと高く、複数の家庭で共同購入する。男たちがナイフを手にして手際よく、内臓と肉に分けていく。結婚式の披露宴のためにもよく行われる。残りは野犬、カラス、猛禽類の餌になる。道端には牛の頭骨が良く落ちており、子供たちの遊び道具になる。

羊は街の至る所で放牧されており、ほとんど肉になる。家庭の敷地で解体し、骨以外は食卓にあがる。皮は革製品に替わる。大家さんが解体した肉をいただいた。

木こり トップへ

アフリカは熱帯降雨林のイメージが強いが、見かける木はオーストラリア原産のユーカリばかりである。ユーカリは成長が早く、7年ほどで住宅建材に利用できるので、自然林が伐採された後、国の方針でユーカリが植林された。ユーカリは地下水の吸収が多く成長が早い。これは在来の樹木の生育を抑えることになり、生態系に悪い影響を与えている。はげ山の植林方法を見直す必要があるが、まだ環境への意識は国民に広がっていないのが現状である。

エチオピアにはノコギリが普及していなく、大木を伐採から薪まで全て斧一本で行う。神業を見るようである。男たちが数人でグループを作って行う。幹に斧を打ち込み、反対の方向に長いロープを張り、ロープを引っ張り倒す。その後はノコギリがないので斧で長さ数mに切断する。その断面はまるで大きな彫刻刀で削ったような粗さがある。さらに斧で縦割りにしていく。まず、材の先端に斧を叩き入れ、そこに楔を打ち込み、楔を丸太で力強く叩き、少しずつ材を縦割りにしていく。断面は木の組織の癖もありゆがむ。割られた材は数か所に積まれる。枝や葉は大切な燃料となる。伐採地では、近所の女性や子供が枝や葉を拾い集める光景が良く見られる。馬車でよく使われる。

製材所があり、製材所では大きなノコギリが使われている。男たちが肩に大きな材を担ぎ、ノコギリを引く場所まで運んでいく。大きく太い四角い材を、専用の木組みの台に載せて、二人が大きなノコギリで縦に切断していく。二人の呼吸を合わせリズミカルにノコギリをひいていく姿は、まるで昔の日本の一場面を見ているようだ。削り粉が舞い、一本の材から長さ数m、厚さ10cm程度の厚板が数枚切り出されていく。まさに男の仕事である。

神の手 トップへ

大きく、分厚く、無骨な手、厚い胸板で日に焼けた笑顔、給料は安いが、体を張った力仕事に誇りを持っているという。まさに男の手である。牛を引いてトウモロコシ畑を耕す。鋤といっても手製の曲がった木材がそのままの形で組まれ、「ナー(こっちに来い)」と言いながら巧みに牛を操る。

 

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